中古車需要の高まりとともに、車買取を行う業者も増えていますがトラブルの件数も増加しています。トラブルの内容は様々ですが事前に防止するにはどのような方法があるのでしょうか。
査定が終わってもまだ終わりじゃない!再査定の注意
車買取をするには専門の買取業者へ依頼すると良いでしょう。スマホアプリ一つで買取依頼を出せて、画像を添付することでかんたんに査定をしてもらえるなどお手軽です。ただ、トラブルもあるのです。車を引き渡したあとで減額されることがあります。
業者は引き受けた車を点検し再査定を行います。この時に瑕疵や修理歴などを調べて査定額から減額されることがあります。こうしたトラブルを避けるためにも車の事故歴や修理歴を査定の時に確実に調べてもらいましょう。
再査定は業者に車を引き渡してから行われるので不安に思う方も多いはずです。そんな時は買取業者の情報を見てみましょう。再査定を禁止している業者を頼るのも良いですし、口コミ情報を参考にするのも一つの方法です。
買取成立したけどキャンセルしたい!
車買取を依頼して買い取ってもらったけれどもキャンセルしたいという場合はキャンセル料が発生します。この金額ですが売買契約を交わした時に契約書が出されます。そこにキャンセル料についての記載があるのでもしもキャンセルを希望するのであればその金額を支払う必要があります。
特に自己都合の場合はキャンセル料を支払う必要があります。業者としても買い取った車に買い手がついた場合は補償を行うなど必要な手続きがあるのでキャンセル料を請求することは珍しくありません。
買取業者によっては一定の機関であればキャンセル料を無料としているところもありますが、運送費は別途で必要になるケースも多いのでトラブルを避けるためにもキャンセルについて必ず確認しましょう。
契約書類もよくチェック!
車買取業者による強引な買取もトラブルとして上げられています。例えば、査定をするだけだと話をしておき後ほど返すなど虚偽の説明をしてそのまま車を返さないというパターンや、クーリングオフできると説明して強引に契約させ後ほど確認してみるとクーリングオフができないというケースがあります。
こうしたトラブルを避けるためには必ず車の持ち主を同席させて、契約書には気安くサインをしないようにしましょう。特に、車を引き渡してサインも済んだ状態では車を取り戻すのは難しくなってしまうので、契約書には必ず目を通し不審な点がないかをチェックするように心がけるのが大切です。合わせて、名義変更書類や車検証なども大切に取り扱いましょう。
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