スマホで車買取を完結する場合、いくつかの必要書類を事前に用意して提出しなければいけません。この記事では、ネットを利用した車買取の際に必要なものについて、詳しく解説します。
必要な3種類の書類
車買取の際、査定時に必要なものは、車検証(自動車検査証)です。この書類には車の所有者の氏名など個人情報、車の型番などが記載されています。もし、車検証を紛失した場合は、運輸局に連絡をすれば再発行が可能です。
再発行の費用は手数料・申請書の用紙代などで合計400円ほどかかります。そして、買取の際は、自賠責保険証明書を用意することが必須です。この保険は、車を所有している場合に任意ではなく必ず加入することになっています。買取の際も、書類の紛失および保険の期限切れの場合、買取は成立できません。
もし、書類を紛失した場合は、契約している保険会社および車を購入した販売店に連絡をする必要があります。再発行にかかる期間は1〜2週間ほどで、代金は基本的に無料です。また、自動車・軽自動車納税証明書も、買取の際には用意しなければいけません。この書類は、自動車にかかる税金を納めた証拠になる書類です。
買取の際は、直近の証明書を準備して提出する必要があります。紛失した場合、自動車税の場合は各都道府県の税事務所に、軽自動車の場合は市区役所にて再発行の手続きをすることが可能です。どちらも無料で再発行することができます。
実印は必要なの?
買取に出す自動車の種類によって必要となるのが、実印と印鑑登録証明書です。実印と証明書は普通自動車の買取のみ必要となります。証明書の発行は、市区役所にて手続きをすればその日のうちに発行が可能で、発行料は300円です。
マイナンバーカードがあればコンンビにでも発行ができます。車買取の場合、3か月以内に発行した証明書でなければいけません。買取業者によっては、1か月以内の証明書提出を指示するところもあるので、事前に確認することが大事です。軽自動車の買取の場合、実印・証明書は必要なく、用意するものは認印だけとなっています。
必要な書類「リサイクル券」って何?
新車・中古車にかかわらず、自動車を購入する際、自動車リサイクル法という法律によって定められた料金を支払う必要があります。その料金を支払ったという証明になる書類がリサイクル券です。支払ったリサイクル料金は、車を手放す際に全額返却されます。
もし、リサイクル券を紛失した場合、再発行をすることはできません。しかし「自動車リサイクルシステム」の公式サイトから発行できる「リサイクル券の預託状況」という書類が、リサイクル券の代用品として使用できます。この書類があれば、リサイクル料金を支払ったことの証明になるのです。
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