車の価値をアップさせる、つまりグレードアップとは標準装備に付加価値を与える事を言い、価値を上げればそれだけ買い取り価格も上がります。
そしてグレードアップに関する物はタイヤ、ホイール、サンルーフ、リアウイングなど外観の装備はもちろん、オーディオ(スピーカーやアンプ)、テレビなどインテリアの物など多岐に渡ります。
オーディオ類を例にして話しますが、例えば車種も走行距離も何もかもが全く同じ車Aと車Bがあったとして、車Aには標準装備のCDシステムしか無かったとします。
でも車BにUSBやスマホ機能が搭載されたヘッドユニット、ウーハー、テレビなどが搭載されていたら、多少車Bの方が割り高でも誰だって車Bが欲しい! と思います。
さすがに値段が極端に異なると同列の価値として語る事は出来ませんが、自分が使っていた装備品を外さずそのまま残して売れば、その車は次に買うドライバーにとって嬉しい車になるのです。
特に軽自動車はただでさえオーディオなどの装備品が貧弱な車種が多いので、軽自動車などに立派なオーディオシステムなどが揃っていれば、買った人は「ラッキー」という気持ちになります。
業者からしても装備品のある車は多少高くしても売れやすくなるメリットがあるし、しつこいようですがとにかく装備品を残して売るだけ車の価値はアップします。
もちろんその装備品が大切なら無理して残す必要はありませんが、少しでも車を高く売りたいなら自分で付加価値を与えた状態のまま売りに出した方が良いでしょう。
後ずけサンルーフ車はそもそも車の価値は上がるの?
後ずけサンルーフ車の価値ですが、これは間違いなく買い取り価格の査定アップに繋がります。
サンルーフみたいな物があったら邪魔に思われるかも? と心配する必要は無く、大抵の人は喜ぶ装備なので価値有りと判断されます。
例えサンルーフを使わない人が後づけサンルーフの車を買ったとしても、使わなければ良い話だしあっても邪魔にはなりませんから、サンルーフを後づけしたからと言って価値が下がるようなケースは稀です。
ただ、買い取り価格が上がるとは言え劇的に上がる訳ではなく、後づけの装備で大幅に価値が上がると言えばオーディオやカーナビの方が上なので、そこまで期待しすぎない方が良いです。
そしてサンルーフが壊れているならそれはどう考えても邪魔な装備品と判断されて逆に価値が下がりますので、壊れている後づけサンルーフに限ってはむしろ買い取り価格に悪い影響を与えてしまいます。
とにかく後ずけサンルーフがあると基本的には価値が上がる、というのが結論なのですが、壊れていたりスライドの調子が悪いなどの不具合があるならなんとか修理するように努力した方が良いです。
サンルーフに限らずこういう後づけの装備品の大抵はちゃんと動作するから「付加価値」として見出される訳で、動かないのならただの邪魔な物になる、じゃあその邪魔な物を取り外して価値を標準値に戻した方が良いという理屈になります。
更に補足しておくとサンルーフは子供が遊びに使いそうで怖いと思う人もいるので、全ての人にとって価値がある物になる訳ではなく、そのためサンルーフを買い取り価格の査定上昇に含めない業者も居ます。
だからサンルーフを後づけしている車に価値を見いだしてくれる業者を選んで車を売るのがコツになり、業者選びならインターネット一括査定を使うと効率的です。
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