走行距離の多い車は、言い換えるなら故障するまでの時間が短い車と言えます。
車は走れば走るほどガタが来て壊れやすくなり、とんでもない走行距離を稼いだ車になると修理しても修理してもまた不具合を起こします。
だからどんなにちゃんと走りますとアピールしたところで、走行距離の多い車は故障しやすい車であり、もう少しで廃車送りになる運命と思われてもしょうがないのです。
最初から厳しい事を言ってしまいましたがこれは紛れもない事実で、例えその車が1万円で売っていたとしても、あと少しで壊れるような車にお金を払う人はいません。
従って走行距離が多い車ほど価値が下がる、そして走行距離が「多すぎる」ともなると価値は急落してしまうでしょう。
じゃあ走行距離が多い車の価値を上げるためにはどうすれば良いの？ と思われるでしょうが、こればかりはどうしようもない問題です。
もし車をどこかにぶつけて傷が付いたのなら修理すれば治るし、走行距離関係なくエンジンが壊れたらやはりそれも修理して治ります。
ただ、走行距離が影響で車全体にガタが来ている場合、修理するともなると車を一台買えるくらいの修理費が必要になる場合もあります。
もちろん価値が急落するのは走行距離が極端に多すぎる場合で、ちょっと多いくらいならそこまで価値は下がりませんし、それなりの価格で売れる希望は持てます。
走行距離ばかりは自分ではどうしようもない問題ですから、高く売るなら色々な業者を回って良い見積もりを出してくれるところを探すしかないでしょう。
年式が新しめで走行距離が多い車の価値
年式が新しめで走行距離が多い車だと、売りに出された直後はそれなりに高い価値を誇りますが、その高い価値が長く続く事はありません。
走行距離が多いというだけでどうしても走行距離の短い車よりも価値は不利になりますし、年式は時間が経てば経つほど古くなりますので、全然売れなければ次第に値下がりします。
いかに新しいと言っても永遠に新しい車は存在しないけど、走行距離は走らない限り数字が動く事はありませんから、長い目で見るとやっぱり価値における問題では走行距離の短さが肝なのです。
ただし車を売る側にとっては長い目で見た価値など関係なくその時に高く売れれば良い訳ですが、年式が新しければ走行距離がある程度多くても若干のマイナス査定で済む場合はあります。
さすがに走行距離を相当稼いでいるなら多少のマイナスでは済まないでしょうけど、買い取りで新しい車が強いというのは確かな事です。
そして年式が新しくて走行距離が多い、というメリットとデメリットを持つ車は業者によって査定にかなり差が出るので、売る場所によって車の価値が上下するでしょう。
そして査定する上で便利なのがインターネットを利用した一括査定で、この仕組みを利用すれば自分の車を一番高く買い取ってくれる業者に車を売れますし、手軽なので大変オススメな売却方法になります。
今回のように新しいけど走行距離が多い車、というのは本当に業者によって査定がバラバラになりやすいので、こういう車こそインターネット一括査定が便利です。
年式は古めで走行距離が少ない車の価値
年式が古くて走行距離の少ない車はなかなか高い価値を誇り、理由としては車の買い取りにおいて一番高い価値を引き出してくれるのが走行距離の少なさにある事です。
そもそも新車と比べて全ての中古車に当てはまるデメリットは何か？
と考えてみると、それは言うまでもなく既にある程度走っている事にあり、簡単に表現するなら新車よりも壊れるのが早いという事です。
中古車を買う人達はそのデメリットを少しでも和らげたいと思っており、一番に走行距離の少なさからチェックし、徹底している人は車種や年式など気にせず走行距離の少なさだけで車を選びます。
従って多少年式が古かったとしても走行距離が少ないなら、自分が思っている以上に高い価格で売れる可能性を期待出来ます。
しかし年式が新しくて走行距離が多い車にも当てはまる事ですが、今回テーマにしている年式が古くて走行距離の少ない車もまた、査定価格にバラつきが生じやすい事も確か。
業者の中には新しい車ほど高い査定を付け、走行距離をあまり重視していない所もあるので、そういう業者に売るとせっかく走行距離の少ない車もあまり高い価格を付けられずに損をしてしまいます。
そして損をしない方法がやっぱりインターネット一括査定を利用する事であり、賢く車を売るなら全国各地の色々な業者に声をかけてもらい、自分の車の価値を分かってくれる業者と取り引きするべきです。
せっかく走行距離の少ない車を持っているなら、そのメリットを最大限に活かして、なるべく高額な買い取り価格をゲットしちゃいましょう。
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